最近読んだ本 コーヒー編

サードウェーブ・コーヒー読本
作者: 茶太郎豆央





オーストラリアから上陸したbillsで働き、シングルオリジンロースターズというコーヒー集団が提供するサードウェーブ・コーヒーを自身でも何百杯と作り、その波に乗って多くのカフェのコーヒーを飲み歩き。
この2年ほどたくさん関わってきましたが、そもそもサードウェーブ・コーヒーってなんぞや?という根本的なところを曖昧に解釈したままにそのコーヒーを作ったり、飲み歩いたりしていました。







これはいかんと本屋さんをうろうろしていたところ、まさに私の教本ともなろうサードウェーブ・コーヒー読本というタイトルを掲げたシンプルでしかし存在感のある本が私の目の前にきらり。
オーストラリアでコーヒーを学びに行く前に根本的なところを理解しなければとすぐ手に取りました。








この本はサンフランシスコで発祥したカフェ文化を題材に、サードウェーブコーヒーとはなんなのか?ファースト、セカンドウェーブとコーヒーの歴史を紐解いていきながら茶太郎豆央(笑)氏が分かりやすく解説してくれています。

文章ばかりの読みにくい本ではなくサンフランシスコ周辺のカフェやコーヒーに関する写真が散りばめられていてとても読みやすい本でした。










私がこの数年カフェで働いてきて、いろんなカフェやバリスタさんと交流を持ったりこうした本やインターネットで得た知識からすると、
カフェブームやコーヒー文化はアメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、そして日本、世界中で各々の影響を受け 刺激し合いながら 発展を遂げているように思います。
国ごとに美味しいとされるコーヒーの味や香り、飲み方楽しみ方も違うと思います。

私はbillsがオーストラリアから上陸したお店であることから、オールプレスエスプレッソ、Bun coffeeなどオーストラリア・オセアニアスタイルのカフェに足を運んだり、必然的にそこに関わる人々から話を聞くことが多かったので、サンフランシスコ周辺のコーヒーやカフェ文化の知識は浅いですが、

この本から得たように特定の国に限らず違った国目線でコーヒーについて知ることも大切だし、サンフランシスコのカフェにもすごく行きたくなりました!








そしてサードウェーブ・コーヒーとはなんなのかを、人に自身を持って説明できるようこの教本をさらに熟読していこうと思いました😂