最近読んだ本

ワーホリブログですが、渡豪まで今しばらく時間があること、資金もおおよそ溜まって以前よりこん詰めて働かなくなったことから、とにかく時間があり、本を読んでいます(英語を勉強しろ!と自分でも思う。。笑)

なのでその本を紹介したいと思います。




作者 : 村上春樹


この本は大学時代働いていたカフェで一緒に働いていた仲間に薦められた本で、私が村上春樹の作品をしっかり最後まで読むことができた2作目となりました。

ちなみに1作目はノルウェーの森上下巻。
ノルウェーの森は主人公と同じハタチくらいの時、映画化される前読んで その世界観 主人公が堕ちて行く細かい心理描写 自分の生きてきた世界、同じ年齢では体験しないであろう複雑な恋愛 もろもろ 衝撃を受けた&大好きになった作品になったので、

その当時、村上春樹の他の作品 スプートニクの恋人海辺のカフカ 世界の終わりとハードボイルド ワンダーランド などにも挑戦しましたが、、最後まで完読できず 笑
まだまだ子供だったんですかね〜〜。



そしてこの色彩をもたない田崎つくると、彼の巡礼の年(長い、、なんて略せばいいんだろう)
ノルウェーの森以来、私の中で初めて完読、熟読することができた作品になりました!!

カラフルな4人に囲まれて送った高校生活、卒業後、ある日突然その親友達に一方的に突き放され、孤独な東京での生活を送ることになった主人公。16年後の今も胸に閊えるその痛みと確執に、ある一人の女性と出逢うことで、ついに真正面から向き合い紐解いていく話。


あらすじまとめるの苦手😂完全な正解ではないと思うけど参考までに。



小説を好きになる時って、主人公と自分を重ね合わせたり 感情移入できる時が多いと思うんだけど、この作品も同じで
主人公のネガティブな感情や考え方や、グループ内での劣等感が 自分の学生時代とリンクしたて 自然と主人公の感情に寄り添えたり

色を持つユニークな登場人物達に惹きこまれたり
え!と驚く展開にどきどきしたりして

初めて小説の続きが気になって、電車を降りて歩き読みをした。笑




この作品がきっかけで、今まで読み進められなかった村上春樹の他の作品も読んでみたいと思うようになりました。進歩✨







本のレビュー書くことって今まで全然なかったけど、文章書くって自分のなけなしの語彙力と向き合えて楽しいと思いました😂